豆知識

巧みなピッチでプレイするには、まずグリップを軽く握ることからスタート!

反復練習の基本的なスキル(ナインテクノロジー)は、洗練されたバトミントンスキルを習得することができる。熟練されたこれらの基本的スキルを得ると、さまざまなショットの変化「戦術テクニック」を学習することができ、これらは私たちにとっての重要課題となる。
 
 
「戦術テクニック」とは、ショットの過程でフェイントやリターンボールの技術を高めたり、クイックを使ったピッチは難度の高いテクニックを見に付けるために編み出されたショットの動作です。
例;小さなショットと見せかけて瞬時にラケットの角度を大きく変え、対角にピッチフックショットを打つと、対戦相手は付いていけなくなる。
 
 
グリップを軽く握って、瞬発力を磨く
さまざまなテクニックを生かして成功させる重要なキーワードは―グリップを強く握り締めすぎないことです。
ショットを打つとき、柔軟にピッチを変化させるために、手のひらに適度な隙間を空けてグリップを握って、ショットを打つの瞬間だけラケットを強く握って瞬発力をUP!
 
重たいものを動かすとき、「1,2,3」と掛け声をかけて「3」のときに力をいれますが、これと同じようにどこでちからを入れるべきか分かっていれば、一方で無駄な力を入れることなく、もう一方でショットを打つときにより多くのピッチを自分で選択して使うことができる。
 
badminton racket holding
グリップを握るときに適度な隙間を空けると、多様なピッチを使うときに役立ちます。 
 
簡単な4つのステップ、簡単で自然なラケットの持ち方
1. 卵を一個手に持っていることを想像して、制御力の感覚をつかむ。
2. 小指、薬指、中指でラケットを握る。
3. 親指、人差し指のみで軽く柄の部分を握る。
4. 人差し指と中指をくっつけて握らないようにする。
 
badminton racket holding
日常生活の中で利用するもの(ex;ペン、修正液)を使って練習すると正確にグリップを握ることができる。
 
レシーブをするときに、ラケットのグリップと手のひらの間に適度な隙間を保つ必要があります。この隙間があることでラケットが動かしやすくなり、スマッシュする球の角度を変化させて、さまざまなピッチでプレイすることができます。
 
常にラケットを強く握り締めているプレイヤーが結構いるが、それはスマッシュを変化させるときのピッチを減少させるだけでなく、一度そのような習慣がついてしまうとショットを打つ「戦術テクニック」の進歩を大きく妨げられることになりかねない。
 
バトミントンプレイヤーQ&A
Q;私はグリップを強く握る習慣がありますが、どのようにすれば改善できるでしょうか?
A;もちろん改善方法はあります!次のような方法をおすすめします。
1. 上記の簡単な4つのステップを参考にするとラケットを自然に軽く握れるようになる。
2. 指を使って、繰り返しラケットをターンさせる。
3. 多くの技術を合わせると一部に細かな技術も必要となる―ファインピッチの技術、ヘアピン、スピン、コーナーフックなど。
4. 練習中、突然ラケットを強く握ったり軽く握ったりしてみる。
5. スイングの練習をする―ショットはしない。;ラケットでスイングをコントロールさせるように感じとる。;ショットの瞬間、突如にグリップを握り、力の入れ方に変化をつける。
6. スイングの練習をする―ショットを打つ 
 
思い出してみよう
グリップを軽く握るとき、ラケットのエンドキャップ側をタイトに握る。
もし、エンドキャップ側をタイトに握っていなかったら(右下の写真)、ラケットが振りにくくなるばかりか、コントロールも難しくなり、更にラケットが手から滑り落ちてしまう可能性もある。
 
 
badminton racket holding badminton racket holding
 
反復練習はより多くのピッチを使ってプレイすることができる。
プロの選手は試合中、見事なピッチで多くのプレイヤー達を魅了させ、それを見たプレイヤー達は更に上達したいと思わさせられる。これらの熟練された「戦術テクニック」は試合中に適用できる。変幼自在なピッチでプレイしたいなら「正しいグリップの握り方」こそが最大の基礎となる。
 
この本文に基づいた反復練習のトレーニング方法は、グリップを正しく握る方法を習得した後に、「小さな誤りが大きな誤り」にならないように手首と指をコントロールさせることの習得に繋がる。結果として、磨かれたこれらのスキルは、試合中に異なるピッチを使い分ける面白さを楽しむことができる。 
 
( Edit by VICTOR Badminton )