豆知識

バドミントンをプレイをするとき、私たちはどこの筋肉を使えばよいか?(上)

バドミントンをプレイする中で、私たちはいったいどこの筋肉を使えばよいのか?言い換えると、よいプレイをしたいときに、どこの筋肉を特別に鍛えれば良いのか?
 
バドミントンプレイは上肢肩甲部、上腕筋、前腕筋、腹筋、背筋、太もも及びふくらはぎを使ったほぼ全身運動で、ここに皆さんと一緒に理解したい重要なコンセプトがある。運動する過程での動作の違いに基づき、3種類の筋肉に分類される。
その3種の筋肉が「活動筋」、「拮抗筋」、「相乗筋肉」です。
 
まず、あらゆる人体の動作で主要な筋肉を「活動筋」といい、収縮力を利用することでさまざまな身体の動きを駆動させる。
そして緩めたり伸ばしたりする筋肉を「拮抗筋」という。
もうひとつが関節を安定させ、活動筋の収縮を助ける筋肉で、「相乗筋肉」という。
「活動筋」と「拮抗筋」は私たちの四肢(手足)の体に紐がついている操り人形と同じで、活動筋と拮抗筋の二本の筋を互いに引っ張り協調していることによってわたしたちは運動するとき一つ一つの動作を行うことができる。
 
ネット際攻撃のとき、筋肉をどのように動かすか?
ネット際攻撃をする場合(下の写真のように)、私たちはまず適度に肘を曲げ、ショットする準備をする。肘を曲げるこの動作は、腕の上腕二頭筋を活動筋の脇役として利用し、上腕二頭筋を収縮させ、前腕を身体に寄せておく。
上腕三頭筋は拮抗筋の役割をして、肘を曲げる速度を調節し、活動筋と同時に順番にバランスを維持させる。
 
Lee Yong Dae
写真1:VICTORのプリンス イ・ヨンデ
    
これに反して、攻撃の機会を狙っているとき、私たちは真っ直ぐ肘を伸ばして力いっぱいショットする。このとき、上腕三頭筋は活動筋になり、上腕三頭筋の収縮は身体から離れて駆動し、真っ直ぐ肘を伸ばす動作をすることによって上腕二頭筋が拮抗筋を務め、活動筋と拮抗筋は積極的な役割をする。
 
 
Ko Sung Hyun
写真2:VICTORのプリンス コ・スンヒョン
 
ジャンピングスマッシュは、どこの筋肉を使えばいいのか?
少ししゃがんでから踏み込むんでスマッシュする動作は、腿の大腿四頭筋と大腿二等筋、ふくらはぎの腓腹筋と前脛骨筋がペアの役割となり活動筋及び拮抗筋の役割に変わる!
 
構えてしゃがむ姿勢のとき、前脛骨筋は活動筋となる。前脛骨筋が収縮し前肢とつま先に近づける動作をすると、腓腹筋は拮抗筋となり、緩ませることによって前脛骨筋とつり合う。
 
ジャンプする動作は、腓腹筋が活動筋となり、これらの収縮作用は前肢とつま先を離し、ジャンプの役割となる。
 
これらの筋肉の収縮と作動する原理を理解した上で、(VICTORバドミントン教室)関連の書籍や持読的注意事項をお読みください。
ここではバドミントンをプレイする上で、一つ一つの使う筋肉を認識している事を前提にして、使う筋肉の各動作を明確にし、特定の筋肉の部類をトレーニングすることができるので、自分で強化したい動作をより良く改善しよう!
例:チャイニーズステップを行って前方にレシーブするとき、その場でステップするが、体は車のブレーキをかける動作と同じように前に傾く状況だとすれば、大腿四頭筋及び腓腹筋の力は不足していることになるので、このような動きになってしまうプレイヤーの皆さんは筋肉強化トレーニングすることによって、体の重心が不安定な問題は改善されていくでしょう。
 
この分析は単独アクションとしてのみ説明しており、実際に運動しているときは、筋肉の収縮パターンはたくさん含まれているので、それらを紹介できる日を期待してて待っててください!
 
( Edit by VICTOR Badminton )