過去にデンマーク代表として活躍し、現在はマレーシア代表チームのコーチを務めているモルテン・フロスト氏。
彼の洞察力と貴重なアドバイスをもとに‟VICTOR講習”を作成しましたので、トレーニングや思考の1つとしていただけたらと思います。
このビデオは、マレーシア代表チームのゴー・リューイン選手、チャン・ペンソン選手、台湾代表チームのパイ・ユポ選手、リー・シェイム選手に協力してもらいました。
【FORMULA 2 – MINIMIZE RETURN OPTIONS】
第2回目は「相手の返球の選択肢を制限させる」です。
バドミントンでは主に、フォア前、バック前、フォア奥、バック奥の4か所に打ち分けます。
対戦する際は相手のこの4か所を上手く狙い、逆に4か所を上手く守らなければなりませんが、
自身の打つショットの質が悪いと、相手に「どこに打つか選ぶ時間」を与えてしまい、自身には「どこを守ればいいか迷う時間」が出来てしまいます。
バドミントンではこの「選ぶ時間」が多く、「迷う時間」が少ない、というのが
勝つためには重要であり、そのためには相手が返球
できる選択肢を制限することがポイントです。
質の悪いショットは相手に時間を与えますが、質の良いショットは相手の時間を減らし、
プレッシャーを与えることが出来ます。
そうすれば相手の球種バリエーションも少なくなり、あなたはより少ないスペースのカバーをすることが出来ます。
これはエネルギー節約にもなり、自発的なエラーも少なくなりますね。
もちろん全てのショットの質を上げることは難しいですが、
良いショットを打つことが出来たら、
思い切って勝負してみましょう!
VICTORについて
►KOREA代表チーム、マレーシア代表チームと契約しています。
►BAC(アジアバドミントン連盟)認定