JETSP-12F ラケット紹介
JETSP-12F ラケット紹介
2016年オリンピック大会においてJETSP-12のラケットは選手の輝かしい成績に貢献するだけでなく、当時のビクターに女性選手用のラケット「JETSP-12F」という新しいアイディアをもたらしてくれました。JETSP-12のみなさまからの好評を得て、ビクターの開発チームは今までよりさらに一つ一つの商品に真心を込め、責任を持って向き合っています。
2017年3月の全英オープンでJETSP-12Fは輝かしいデビューを果たしました。マレーシアの女子ダブルスに出場した吳柳螢(ゴー・リューイン)選手はこの新しいラケットで試合に挑み準優勝を果たしました。そして続く2017年サディルマンカップ団体選手権中に出場した韓国女子シングルスの成池鉉(スン・ヒジュン)選手と混合ダブルスの蔡侑玎(チェ・ユージュン)選手もそれぞれJETSP-12Fのラケットで数々のキーポイントを獲得し、韓国の優勝に大きく貢献しました。
吳柳螢(ゴー・リューイン)
JETSP-12FはJETSP-12の基礎を元に、女性の要望を取り入れて作られたラケットです。しかし、どうやってJETSP-12FとJETSP-12の差別化に成功したのでしょうか?当初我々は様々なレベルやタイプのバドミントン経験者に調査を行い、女性プレイヤーと男性プレイヤーのラケットに求める要望の違いがラケットのデザイン性、そして打つ際 に極力必要な力を軽減できるかどうか、という二つの主要なポイントだという結論にたどり着き、JETSP-12Fの機能性とデザインを研究 してきました。
JETSP-12Fの外観もJETSP-12の基礎概念を元に設計されました。全体のデザインや構成はそのままに、ロゴの細かいディテールは簡素化し、桜のイメージを 散りばめて女性用のラケットらしい特徴をプラスしました。塗装の際は藤紫色をベースに、女性らしい蛍光パステルオレンジとメタリックなシルバーを付け加え、軽快さと豪華さを兼ね備えました。
成池鉉(スン・ヒジュン)
蔡侑玎(チェ・ユージュン)
JETSP-12と同様、空気の乱流を抑えたフレーム設計でフレーム剛性も強く、スウィングに必要な力も軽減されています。さらに「TERS」というエポキシ樹脂を使用した特殊な材料を使用し、フレームが丈夫になり、シャフトの跳ね返りも安定ですばやく、スウィングの速度とコントロール性も増し、打ち返しの際も楽になっただけでなく、振動を抑えることによりロングサーブやスマッシュの際に 力もそのまま羽に伝わりやすくなりました。
球を打つ感覚の良さだけでなく、JETSP-12との違いはバランスポイントが低めでシャフトの硬度も低く、スウィング時の重力も3Uの規格の中でも特に軽い事です。そのためあちこちに打たれたショットに 素早く楽に対応することができ、ショットの前に ラケットの面を微調整する際のコントロール性も高められます。そのほかにも、攻撃の威力は他の重めのラケットには及びませんが、急速点殺や移動中のスマッシュを打ちやすくし、より全身の力を利用して攻撃に挑むことができ、その確実なショットと攻撃力は数々の女性プレイヤーを驚嘆させてきました。
つまりJETSP-12Fは「パワーが不足していても攻撃をもっと攻めたい」「4Uだと物足りないけど3Uだと重すぎる」そんなラケットの規格で迷っている女性プレイヤーのみなさんにJETSP-12Fの3Uをおすすめします!