豆知識
どのように自分に合うラケットを選べばよいのか？（上）
ラケットは、バトミントンプレイでは一番の武器といってもよく、実力をグレードアップさせるベストヘルパーともいえる。
すなわち、自分に一番適したラケットを選ぶことで、バトミントンプレイを最適に楽しむことができる。
今回は、VICTORの黄工場長が、どのように自分に適したラケットを探せばよいか教えてくれます。
【Q】
私はバトミントン初心者です。
学生時代に休み時間などで何回かプレイしたことあるだけでした。購入するとき、心配だったのでお店でラケットを何回か振ってみて選び、その後プレイしてみるとしっくり来なかったので、いったいどのように自分に合ったラケットを選べばよいでしょうか？
【A】
初心者の皆さんには、次のような提案をします。
初めてプレイするとき、まだ経験も技術もないでしょう。
まず、一般価格の物でラケットのシャフトの硬さがややソフトな物を選んで練習を始めましょう。
シャフトが硬すぎたり、軟らかすぎたりするラケットはよくない。
VICTORのラケットでは、EXPLORER系列の６２０、６１５０が初心者向けのラケットです。
もしあなたがスマッシュのような強力なショットができるパワーの持ち主であれば日々バトミントンプレイを取り入れて慣れていくとシャフトが硬めのラケットを選ぶと良いでしょう。
しかし、硬ければ硬いほどいいというわけではなく、自分のスキルに合わせて選びましょう。
逆に、フェイントのような細かなプレイが好きで、そんなにパワーがないプレイヤーだとすれば、シャフトがソフトなラケットを選んでスキルアップさせていくとよいでしょう。
【Q】
どのように自分に適したラケットのガットの強度を見分ければいいのか？
絶対打ってみて分かるものなのか？
それにガットのポンド数が大きければ大きいほど打ちやすくなるのか？
【A】
一般的に初心者のポンド数は18～22ポンドが適している。
基本上では、ポンド数が大きいほどシャトルをコントロールしやすいが、その分大きな力が必要となる。
自分の腕力に対して相対的に大きく、どんな人でも大きいポンド数が適してるというわけではない。
ポンド数は低いほど、ボールラインのリバウンド力も大きくなるが、相対的にも方向をコントロールすることが難しくなる。
バトミントンのスキルアップができたらガットのポンド数を徐々に増やしていけばいいのです。
一般的な持術が優れているプレイヤーは、ガット張りを25ポンド以上にすることは普通で、プロスポーツ選手のポンド数は28～32ポンドが普通です。
( Edit by VICTOR Badminton )
