バドミントンルール

バドミントンルール (1):コートとコートの設定

定義
プレーヤー
バドミントンをプレーするすべての人
マッチ
相対する2つのサイドに於て各々1人又は2人のプレーヤーで行うバドミントンの試合
シングルス
相対する2つのサイドに於て各々1人のプレーヤーで行うマッチ(試合)
ダブルス
相対する2つのサイドに於て各々2人のプレーヤーで行うマッチ(試合)
サービングサイド
サービス権を持っている方のサイド
レシービングサイド
サービングサイドの反対側のサイド
ラリー
サービスで始まったシャトルがインプレーでなくなるまでの1回またはそれ以上のストロークの繰り返し
ストローク
プレーヤーのシャトルを打とうとするラケットの動き

 

1. コートとコートの設定
1.1
コートは、図Aに示されるように長方形で、ラインの幅は40mmである。
1.2
ラインの色は容易に見分けやすいものとし、白または黄色であることが望ましい。
1.3
すべてのラインは、規定の範囲内に含まれる。
1.4
ポストは、コート面から1.550mの高さとし、第1条第10項で規定されるようにネットをしっかりと張ったときコート面と垂直に保つことができるものとする。
1.5
ポストはシングルス、ダブルスの別を問わず、図Aのとおりダブルスのサイドライン上に設置する。ポストまたはその支持物はサイドラインを越えてコート内部まで延長しないこととする。
1.6
ネットは、濃い色で、一様な太さの細紐で均等に15㎜から20㎜の網目で作られたものとする。
1.7
ネットは、丈が760㎜で、幅は少なくとも6.1mはあるものとする。
1.8
ネットの上縁は、幅75㎜の白色のテープを、二つ折りにして覆い、そのテープの中にコード(紐)またはケーブル(綱)を通す。このテープの上部は、紐または綱に密着していなければならない。
1.9
コード(紐)またはケーブル(綱)は、ポストの上部と同じ高さでしっかりと張ることのできるものとする。
1.10
コート面からのネットの高さは、中央で1.524m、ダブルスのサイドライン上では1.550mとする。
1.11
ネットの両側とポストの間に隙間があってはならない。必要な場合にはネットの両側(丈全部)をポストに結び付けなければならない。
【図 A】