バドミントンルール

バドミントンルール (11):ダブルス

11. ダブルス
11.1
サービングコートとレシービングコート
11.1.1
サービングサイドのスコアが、0 か偶数のとき、サービングサイドのプレーヤーは、右サービスコートからサービスをする。
11.1.2
サービングサイドのスコアが、奇数のとき、サービングサイドのプレーヤーは、左サービスコートからサービスをする。
11.1.3
サービスオーバーでサービス権が移る場合、新しくレシービングサイドになるプレーヤーは、直前にサーブした同じサービスコートに留まる。レシーバーのパートナーには、その逆の形式を適用する。
11.1.4
サーバーと斜めに向き合っているレシービングサイドのプレーヤーがレシーバーである。
11.1.5
プレーヤーは、そのプレーヤーのサイドがサービスをし、得点するまで、それぞれのサービスコートを替えてはならない。
11.1.6
サービスはいかなる場合でも、サービングサイドのスコアによって定められたサービスコートからなされる。(第12条の場合を除く)
11.2
プレーの順序とコート上のポジション
サービスが打ち返された後のラリー中のシャトルは、サービングサイドのどちらかのプレーヤーによって打たれ、次にレシービングサイドのどちらかのプレーヤーによって打たれ、シャトルがインプレーでなくなるまでこれを続ける。このとき、プレーヤーはネットをはさんで自分のサイドなら、どの位置からシャトルを打ってもよい。(第15条参照)
11.3
スコアリングとサービング
11.3.1
サービングサイドがラリーに勝ったとき(7.3参照)、サービングサイドが1点を得る。そして、そのサーバーが再びもう一方のサービスコートからサービスをする。
11.3.2
レシービングサイドがラリーに勝ったとき(7.3参照)、レシービングサイドが1点を得る。そして今度は、そのレシービングサイドが新しいサービングサイドとなる。
11.4
サービスの順序
いかなるゲームにおいても、サービス権は次のように連続して移動する。
11.4.1
右サービスコートからゲームを始めた最初のサーバーから
11.4.2
最初のレシーバーのパートナーへ
11.4.3
最初のサーバーのパートナーへ
11.4.4
最初のレシーバーへ
11.4.5
最初のサーバーへ  というように続く。
11.5
プレーヤーは、同じゲームで順番を間違えてサーブしたり、レシーブしたり、2回続けてレシーブしたりしてはならない。ただし、第12条が適用された場合を除く。
11.6
ゲームに勝ったサイドは、次のゲームで最初にサービスをする。ただし、そのとき、どちらのプレーヤーがサービスをしてもよく、また負けたサイドのどちらのプレーヤーがレシーブしてもよい。