バトミントンを長く続けているプレイヤーは、ラケットとバトミントンシューズは高額だと気づいているでしょう。しかしVICTORの高品質な商品を選ぶだけで長期間使用でき、ラケットを慎重に扱って大事に使っているプレイヤーで、3~5年使っています。
スチームシャトル用具:やかん、ボールバレル(蓋付き)、翌日使うシャトルの数
しかしながら、シャトルは頻繁に使われる消耗品です。
それは一つのシャトルが一枚の羽が裂ける、折れるといった直接打つ飛行状態に影響を与えて、打つと揺れてしまうという問題が起きます。
ランクの低いシャトルは全体には完全な羽がついているが、使っているうちに羽の密度がだんだん低くなり、速度と距離が不足する原因になりかねません。
このようなシャトルは長く使うことができません。
従って、「どのようにシャトルを長持ちさせるか」が多くのプレイヤーの間で研究課題となっています。
シャトル「スチームシャトル」の原理
スチームシャトルはシャトルの効果を上げる耐久性に優れた一つの耐性の方法で、「コストダウン」の特徴を持ちます。
プレイヤーのプレーするエリア内で、湿度が低い環境でプレーすると羽は乾燥してしまう。
このような羽で湿度が不足しているシャトルは、スウィングするときに、靭性の欠如が見られ、ちぎれやすく折れやすい。
スチームシャトルは羽が乾燥する問題を改善するために、水蒸気でシャトルの羽の湿度を高める。
スチームされたシャトルは柔らかくなり、裂けにくく、ちぎれにくい。
特に乾燥地帯や気温の低い冬などは、スチームシャトルの効果はよりはっきりしている。
市場では(主に中国では)シャトル専用のスチームシャトルマシーンも販売されていて、シャトルを長持ちできて激しい消耗を解消するといったことから、価格は高額とはいえない。
スチームマシーンを持っていなくても、他の方法でスチームシャトルと同じ効果のあるシャトルにすることができる。
以下にスチームシャトルマシーンを使わないスチームシャトルの作り方を紹介します。
スチームシャトルの方法
1.スチームシャトルにする前に、まずシャトルの入ったケースの上下2箇所に出口を作り、下の図のように上部の出口側はコルクが見えるように上向きにして、下部の入り口側は羽が上に向くように設置する。
出口
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入口
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2.使うシャトルの数分をシャトルのケースに設置する。(内側がアルミ箔のシャトルケースを選んでください)
3.やかんか魔法瓶/マグカップを一つ用意して、沸騰したお湯を入れる。
水蒸気を入口から進入させ、出口から抜けるようにする。
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スチームされたシャトルは12時間放置してから使用する。
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4.ケースの前後(上下)の蓋を開けて、いっぱいに入れたやかん/魔法瓶の上部に入り口側を向けて熱をケース内に籠らせる。
5.出口側から熱が出てきたら、すぐにケースを平行移動させ、上下の出口に蒸気を逃がさないように蓋をする。
6.最後に「コルクは上、羽は下」の格好で12時間放置すると完了です。
注意事項
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・スチームシャトルにするときは長時間かけるとコルクが柔らかくなってダメにしてしまう。
蒸気が上部の出口側から出てきたら直ぐに出口を閉じる。(スチームする時間は1分間を超えないようにする)
・湿度の高い季節にスチームシャトルにすると、シャトルが重くなり、すごいスピードの飛び方をするのでする必要はない。
・一旦スチームシャトルにしたシャトルは早く使いましょう。言い換えるなら、次の日に使うシャトルの数分だけスチームすると良い。
・スチームシャトルに使われたやかん/魔法瓶/マグカップは、飲食に使わないようにしましょう。