豆知識

バドミントンのスピード伝説

Stringing is a skill, and an art
Indonesia XD player - Tontowi Ahmad

バドミントンをよく知らない人にとって、バドミントンはまるで「軽羅小扇撲流螢(軽いシルクで作られた小さい扇子で飛び回る蛍を追い払う)」のようで、テニス選手の様に両手で大きい一本のラケットを持って打ったり、低いラインでスイングしながら奇声を発する事はないという印象があるようです。実は、両足で高くジャンプしてスマッシュを繰り出したり、たまにショットの時に奇声を発することがありますが、バドミントンは現在のところ測定された最速のスポーツです。ギネス世界記録によって、実際の試合中に出た最速の打撃速度は中国チームの男子ダブルスのフー・ハイフェン選手が2005年スディルマン杯で332キロのスマッシュを打ち、球技の試合の中で最速記録になりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トップクラスの選手のスマッシュはわずか0.4秒間の反応時間

 

 

 

 

時速332キロの速度はどれだけ速いか?イタリアの最速車のランボルギーニガヤルド(Lamborghini Gallardo)は、一般的なスピードでも時速320~325キロです。アメリカン大リーグの公式記録では最速の投球記録を持っているシンシナティ•レッズの投手アロルディス・チャップマンは2010年に169.1キロの剛速球を出しました。テニスの最速記録保持者のクロアチアのカロルビッチ選手は2011年デビスカップでドイツチームに対して251キロのサービスを打ちました。このことから、バドミントンが確かに最速スピードを持つスポーツであるという事がよく分ります。

最近のバドミントンでは時速500キロの記録に近づいていると言われていますが、測定と一般的に使用されているドップラー効果のあるレーダースピードガンとは異なり、選ばれたのは「初期移動速度を逆算して、複数の超高速カメラで選手がショットする瞬間の走行距離を撮影する」高速モードです。マレーシアの陳文宏選手は2013年7月にギネス世界記録では時速493キロの新記録がこの種のスピードモード方式で記録されました。

さて、バドミントンの飛行速度は短時間内に振幅減衰が大きいという事は誰もが周知の事で、そうでなければ毎秒100メートル近い速度(時速360キロ)が13.4メートルのコートを0.134秒かけて通り越す事になります。一般的に筋肉が反応するには0.4~0.6秒間かかり、これに比べて完全に間に合っていません。バドミントンの飛行の振幅減衰はあらゆる2メートルの距離も約30%減少し、言い換えればプロバドミントン選手のスマッシュの飛行時間はたった0.4秒かかるだけなので、その中でもトップクラスのバドミントン選手はコート場で素早く戦うことができ、人類の運動神経や視覚神経、反射神経の極限に挑戦することができます!


Mmackinglis

- Famous blogger writing about badminton
- Being a badminton fanatic since Beijing Olympics
- Worked in the international news agency as translator and reporter
- English department graduated

( Edit by VICTOR Badminton )