豆知識

バドミントンをプレイをするとき、私たちはどこの筋肉を使えばよいか?(下)

前回の 「バドミントンをプレイをするとき、私たちはどこの筋肉を使えばよいか?(上)」 で挙げた例(ネット攻撃とジャンピングスマッシュの二種類の動作)は、実際に全体のショットの動きが最も簡単な状態である事を説明をしました。
実際にスポーツをする時の筋肉の収縮は、間違いなくより複雑で、活動筋と拮抗筋以外、相乗筋肉の動作が加わり、完全に一つの動作が一筋の筋肉で使われてるわけではないということになります。
特に肩などは、人体の筋肉が最も複雑に動いている部位の一つです。
 
バドミントンプレーは、毎回スイングをするたびに肩の筋肉を使っているので、バドミントン愛好者にとって充分に肩関節の使い方を認識して、筋肉の収縮に関しては最も関係のある重要的なポイントです。
 
肩関節は人体活動において最大に使われて、その動きは一番複雑な関節の一つです。
また肩関節の動きは屈曲、伸展、外転、内転、横方向の回転、内側回転の6種類に分けられます。
次に、皆さんに個々の肩関節の動きはどう関与しているのかを紹介しましょう。
 
肩関節の6種類の動作
Shoulder flexion
1. 肩関節屈曲(Shoulder flexion)
三角筋(Deltoid muscle)の後ろ側のファイバー(Anterior fiber)
烏口腕筋(Coracobrachialis)
胸筋(Pectoralis major)
 
 
Shoulder extension
2. 肩関節伸展(Shoulder extension)
三角筋(Deltoid muscle)の後ろ側のファイバー(Anterior fiber)
広背筋(Latissmus dorsi)
大円筋(Teres major)
 
   
Shoulder abduction
3. 肩関節外転(Shoulder abduction)
三角筋(Deltoid muscle)の外側のファイバー(Lateral fiber)
棘上筋(Supraspinatus)
 
   
Shoulder adduction
4. 肩関節内転(Shoulder adduction)
烏口腕筋(Coracobrachialis)
広背筋(Latissmus dorsi)
大円筋(Teres major)
棘下筋(Infraspinatus)
小円筋(Teres minor)
   
Shoulder lateral rotation
5. 横方向の回転(Shoulder lateral rotation)
三角筋(Deltoid muscle)の後ろ側のファイバー(Anterior fiber)
棘下筋(Infraspinatus)
小円筋(Teres minor)
   
Shoulder medial rotation
6. 内側回転(Shoulder medial rotation)
広背筋(Latissmus dorsi)
大円筋(Teres major)
肩甲下筋(Subscapularis)
 
 

肩関節の6種類の動作及びそれぞれの使われる筋肉の役割部分を理解した上で、私たちがロングスイングを打つときの動作は、先ほど紹介した上記の筋肉のうちどの部分を使うかお分かりですか? 答えは「6種類全部の動作」です!

 
回旋筋腱板(rotator cuff)
 
上述のものは、私たちがこれらの動作をするときの主要な筋肉です。
しかし、まだ肩関節のもう一つのとても重要な筋肉があり、その役割は、肩関節の全体的な安定性を維持することで、動作を完全に補います。
それを回旋筋腱板といいます。
 
※回転バンドは4つの筋肉が組み合わさっていて、分けると
 1.棘上筋(Supraspinatus):肩関節の外転の動作を助ける
 2.棘下筋(Infraspinatus):肩関節の内転、回外の動作を助ける
 3.小円筋(Teres minor):肩関節の回外、伸展、内転の動作を助ける
 4.肩甲下筋(Subscapularis):肩関節の回内の動作を助ける
 
回旋筋腱板は相対的に壊しやすい筋肉なので、皆さんは必ず正確なフォームでスイングショットを学習されることをお薦めします (バトミントン9技術のトレーニングビデオ)。ウォーミングアップや上肢静的ストレッチをしてからスイングを始めることを忘れないでください。
今後VICTORバトミントン教室も「回旋筋腱板筋肉」のトレーニングの紹介をし、皆さんの筋肉強化やスポーツ傷害の防止を手助けして行きたいので、どうぞご期待ください!
 
「筋肉」をコンセプトにトレーニング内容を計画する
 
プレーするとき私たちはどの筋肉を使えば良いか(上) と(下)を読み終えて、ぜひ筋力トレーニングを行う時には、まず「筋肉」をコンセプトにトレーニング内容を計画して下さい。
活動筋以外で拮抗筋もぜひトレーニングするべきです。
例えば:上腕二頭筋をトレーニングすると上腕三頭筋もトレーニングしなくていけません。これは筋肉が強くなるだけでなく安定し、スポーツ傷害を起こしにくくなります!
 
(Edit by VICTOR Badminton)