アスレチックトレーナー

キネシオテーピングの使用法概要

キネシオテーピングは近年アスリートが使用する一つのスポーツ障害保護用品として広まっており、我が社VICTORの選手たちも使用しています!(図一)皆さんに以前説明したことを思い出していただきたいのですが、キネシオテーピングは固定と維持するテーピングの張力が必要なので、専属トレーナーだと正確で効果があるように貼れるので、手助けしてもらってください!

 

図一、2012年ロンドンオリンピックの試合中に使用していたチェン・ウェンシン選手のキネシオテーピング

 

上腕二頭筋(Biceps Brachii)に対してのキネシオテーピング(図二参照) :

用途:

ラケットを握る方の上腕二頭筋にテーピングし、繰り返す運動やスピードがある運動をするときの筋肉の収縮をサポートし、保護作用をしてくれます。

方法:

  1. 座った姿勢をとり、手の肘を自然に垂直に伸ばし、Y字テーピングがベースになるように肘の部分から貼ります(赤い丸印部分)。
  2. テーピングの張力を維持していわゆる力こぶの出る筋肉(Muscle Belly )に沿って肩の中央方向に貼っていく(青い丸印部分)と完成です。

 

図二、上腕二頭筋(Biceps Brachii)のキネシオテーピング

 

膝関節に対してのキネシオテーピング(図三参照):

用途:

膝関節部分に貼るときは、いろんな方向にスピード感のある動作ができるサポートと保護をすると膝関節の強化ができます。
 

方法:

赤色テーピング:

  1. 座っている姿勢で膝小僧を少し曲げ、Y字テーピングがベースになるように膝蓋骨から貼ります(赤い丸印部分)。
  2. テーピングを少し引っ張りながら膝蓋骨のエッジに沿って下から上に膝蓋骨をカバーすると完成です。

肌色テーピング:

  1. 座っている姿勢で、膝小僧を真っ直ぐ伸ばしてX字テーピングがベースになるように膝関節の後ろから貼ります。
  2. テーピングを膝の外側と内側にかけて貼り(黄色の矢印部分)、膝蓋骨をカバーすると完成です。

 

図三、関節のキネシオテーピング

( Edit by VICTOR Badminton )

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